エンドレス、アクセサリー実店舗と融合 ネット販売拡充で年10%成長へ (1/2ページ)

 アクセサリー・パーツ店「パーツクラブ」などを全国で100店舗以上展開しているエンドレスは、実店舗とインターネット通販を融合させる「オムニチャネル化」を進めて攻勢をかける。これまで実店舗を拡大してきたが、全国の主要都市にほぼ出店したため、店舗展開からネット販売にシフトして新たな成長を目指す。今後準備を進めて来年秋までにアプリを立ち上げ、毎年売上高を約10%ずつ伸ばしていく。

 ネット通販では商品を購入できるだけでなく、消費者が楽しむことができるソフトを提供する。例えば、ディスプレー上で気に入ったパーツを一つ一つ組み合わせてアクセサリーを作るシミュレーションをして発注すると、世界で一つしかない自分だけのオリジナルの商品が手元に届く。

 ●易風(しょう・えきふう)社長は「自分がデザイナーになったように手軽に商品をつくれる」とこれまでにない新しいアクセサリーの楽しみ方を提案する。

 ほかにメーカーやアクセサリー作家からもオンライン上で商品製作を受注する。これにより業界全体の活性化にも寄与したい考えだ。

 同社は直営店でネックレス、ブレスレット、イヤリング、ファッション小物のほか、手作りのためのパーツや工具などを取り扱っている。もともと卸売りだったが、不況で売り上げが減少したことから2000年にSPA(製造小売り)に参入。従来の小売価格の約半額という価格破壊を実現し、出店攻勢を掛けてアクセサリー・パーツ業界最大の店舗数を擁するまでに急成長した。

主要都市の駅ビルやショッピングモールなどに出店