三井物産、3月期業績見通し上方修正

 三井物産は2日、2018年3月期の連結業績予想を上方修正し、最終利益を従来見通しの3200億円から4000億円に引き上げた。国際会計基準導入後の過去最高益を更新する見込み。ブラジル資源大手ヴァーレへの出資形態変更による株式評価益に加え、石炭や鉄鉱石などの資源価格の市況回復も寄与するため。

 同日発表した17年9月中間連結決算の最終利益は95.4%増の2383億円だった。