iPhoneX発売 “本命”登場で商戦、一気に過熱 出荷4週間待ちも

「iPhoneX」の発売で客を迎えるアップルストアのスタッフら=3日、東京都渋谷区
「iPhoneX」の発売で客を迎えるアップルストアのスタッフら=3日、東京都渋谷区【拡大】

 米アップルは3日、新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X(テン)」を発売した。初代発売10周年を記念した高級機種で、利用者の顔を認証して画面ロックを解除する新機能を搭載した。

 端末下部にあった基本画面に戻るホームボタンをなくし、画面サイズを5.8インチ(約15センチ)と大型化したのも特徴。直営店のほかNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社が取り扱う。

 直営店での価格は11万2800円(税別)から。

 東京・表参道のアップルストアでは午前8時の開店前に約550人の行列ができた。先頭の神奈川県在住の男子大学生(21)は10月28日から並んだという。「アイフォーンはしばらくデザインが変わらなかったが『X』でようやくフルモデルチェンジになったので来た」と、うれしそうに話した。

 アップルは「X」に先立ち、9月に新型「8」と「8プラス」をそれぞれ発売したが、売れ行きは低調だ。「X」を待っていた顧客が多かったためとみられ、アップルは「X」発売でアイフォーン商戦を一気に盛り上げる構えだ。

 「X」には品薄感が出ている。3日朝時点でアップルのウェブサイトで注文すると、出荷日まで3~4週間かかる見通し。ただ携帯大手によると、こうした状態は年内に解消に向かうという。