「X」効果、アップル、10~12月期は最大11%増収へ

 ■9月期通期は2年ぶり増収増益

 米アップルは2日、2017年10~12月期の売上高が前年同期に比べ最大で約11%増の870億ドル(約9兆9000億円)になる見通しだと発表した。3日発売の高級モデルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X」が売り上げを押し上げる。

 ティム・クック最高経営責任者(CEO)はXについて「素晴らしい端末で未来のビジョンを提供できる」とのコメントを出し、年末商戦でのヒットに自信をのぞかせた。

 同時に発表した17年9月期通期の決算は、売上高が前期比6%増の2292億3400万ドル、最終利益は6%増の483億5100万ドルとなり、2年ぶりに増収増益となった。17年7~9月期決算は、売上高が前年同期比12%増の525億7900万ドル、最終利益は19%増の107億1400万ドルと3四半期連続の増収増益。アイフォーンの世界販売台数は3%増の4667万7000台だった。

 地域別の売上高は、中国が12%増と7四半期ぶりに前年同期を上回った。米州、欧州も好調だったが、日本は11%減と振るわなかった。

 タブレット端末「iPad(アイパッド)」は11%増の1032万6000台、パソコン「Mac(マック)」は10%増の538万6000台といずれも好調だった。

 アプリの販売や音楽配信といったサービス部門の売上高は34%増の85億100万ドルで、四半期ベースで過去最高。腕時計型端末「アップルウオッチ」などを含む「その他製品」も36%増の32億3100万ドルと伸びた。(ニューヨーク 共同)

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