【ニュースレビュー】10.29~11.4 国内

 ■無資格検査でスバルに業務改善指示

 国土交通省は10月30日、国の規定に反して新車の無資格検査をしていたSUBARU(スバル)に業務体制の改善を指示し、1カ月後をめどに再発防止策などを報告するよう要請した。不正の実態を確認するため、問題を起こした群馬県の2工場に立ち入り検査に入った。

 ■神鋼、黒字化の予想撤回

 アルミニウム製品などの性能データ改竄(かいざん)が発覚した神戸製鋼所は10月30日、2018年3月期の連結最終損益の予想を撤回し「未定」とした。従来は350億円の黒字(前年は230億円の赤字)と3年ぶりの黒字転換を見込んでいたが、一連の不正で業績を見極められなくなった。

 ■ニコン、中国工場を閉鎖

 ニコンは10月30日、デジタルカメラを製造する中国江蘇省無錫市の工場を閉鎖すると発表した。スマートフォンの普及で小型デジカメの需要が減少しているため。稼働率の低い工場を閉鎖し収益改善につなげる。同日付で操業を停止し、約2300人の従業員は雇用契約を解除した。

 ■東芝、サザエさん降板へ

 東芝が国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを降板する方向で調整に入ったことが10月31日、分かった。1969年10月の放送開始から約48年にわたりCMを提供してきたが、綱渡りが続く経営状況から合理化が避けられないと判断し広告大手の電通に申し入れた。

 ■日銀、物価見通し下げ

 日銀は10月31日、金融政策決定会合を開き、2017年度の物価上昇率の見通しを従来の1.1%から0.8%に引き下げた。企業が顧客離れを警戒して値上げに慎重で物価の伸びが鈍いため。短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に抑える金融緩和策は据え置いた。

 ■ソニーが犬型ロボットに再参入へ

 ソニーは1日、家庭向けの犬型ロボットを2018年1月に発売すると発表した。かつて一世を風靡(ふうび)した「AIBO(アイボ)」の後継となる商品で、06年に撤退したロボット事業に約12年ぶりに再参入する。業績は半導体の事業が牽引(けんいん)役となり成長軌道に入っている。

 ■第4次安倍内閣発足

 衆院選を受けた第195特別国会は1日召集され、安倍晋三首相が衆参両院での首相指名選挙で第98代首相に選出された。首相は全閣僚を再任し、自民、公明両党の連立による第4次安倍内閣が発足した。会見では子育て支援の強化策を来月上旬にまとめることなどを表明した。

 ■富士通PC、レノボに売却

 富士通は2日、パソコン事業を担う子会社を中国の聯想(レノボ)グループに売却し、合弁会社化することで合意したと発表した。島根県出雲市の生産体制や従業員の雇用、FMVで知られるブランドは維持する。国内需要の縮小で収益が低迷し、抜本的な対応を迫られていた。

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