【フロントランナー 地域金融】興能信用金庫の桶谷浩義部長代理(3) (1/2ページ)


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 □興能信用金庫本店営業部の桶谷浩義部長代理

 ■経験豊富なチーム全員で解決策探る

 興能信用金庫本店営業部の桶谷浩義部長代理は、いち担当者として事業者を支援するだけでなく、部長代理として部内の渉外担当者のマネジメントも行う。1日の時間配分は、むしろこちらが大きな比重を占める。

 もっとも、本店営業部の渉外課は50代のベテランを筆頭に、桶谷氏より年上か年の近い人員で構成されているため、全員が経験豊富だ。同行訪問などでお客さまとの対話術を学ばせるような指導は必要ない。基本的にはタブレット端末を通じて送られてくる訪問と交渉の記録を基に、進捗(しんちょく)管理とフォローを行っている。

 「部下がベテランなので非常に助かっています。新人と違い、一人で外を回ってしっかりと実績をあげてくれるので、チームの目標達成のため安心して数字を任せられます。私が事業先の支援に専念できるのも、彼らのおかげです」と、桶谷氏は周りの環境に感謝する。

 部下の担当者たちは、基本的に個人や個人事業者向けの営業活動を中心に行っている。桶谷氏が法人事業者を対象にさまざまな支援活動へ注力するように、部下に対しても顧客のライフステージに応じた課題の発掘・解決に力を入れるように指示をしているという。

 そうして各担当者が聞き出してきた相談などは、その日のうちに全員で解決策を考えるスタイルが習慣化している。ベテランぞろいのチームであるため、一人が「今日こんな悩みがあると聞いてきた」と口にすれば、「私ならこう提案する」といったようにアイデアが次々と出てくる。

 桶谷氏自身にとっても、顧客を支援する方法を考えるうえで勉強になることが少なくないという。

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