英WPPが仲裁申し立て アサツーTOBめぐり

アサツーディ・ケイ本社が入る虎ノ門ヒルズ森タワー
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 米投資ファンドのベインキャピタルが実施している広告大手アサツーディ・ケイに対する株式公開買い付け(TOB)をめぐり、アサツーから資本業務提携の解消を申し入れられた英広告会社WPPグループが、解約通知を無効だとして、日本商事仲裁協会に仲裁を申し立てたことが6日、分かった。

 アサツーが同日、申し立てを受けたことを発表した。仲裁の申立日は今月1日で、WPPグループが保有するアサツー株の売却義務は存在しないなどと主張しているという。WPPグループはアサツーの筆頭株主で発行済み株式の25%弱を保有している。

 アサツーは「解約通知は大手法律事務所からの見解に基づき、慎重な検討を経て行った。WPPグループの主張は失当だ」と反論するコメントを出した。