エアークローゼット、洋服レンタルで物流管理効率化 寺田倉庫との協業奏功 (2/2ページ)

レンタルボックスを手にするエアークローゼットの天沼聰社長=東京都港区
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 ◆早期ビジネス実現

 一方、エアークローゼットもサービス開始以降、急速に事業をスケールアップさせるため、物流管理の対応強化などに取り組んでいた。そんなタイミングで、寺田倉庫がminikuraのビジネスパートナーを探していることを知った。

 創業間もないベンチャー企業にとって、土地や建物といった不動産契約はハードルが高い。寺田倉庫の持つインフラを活用できれば早くビジネスを軌道に乗せられると判断。天沼聰社長は、直ちに寺田倉庫側に、minikuraを活用したファッションビジネスを提案する電子メールを送った。

 寺田倉庫の月森上席執行役員はそのメールを見た瞬間、「とても斬新だ」と判断。すぐ天沼社長に来てもらった。約1時間の話し合いですっかり意気投合し、一気に業務提携へと突き進んだ。

 寺田倉庫は創業60年以上の会社だが、倉庫業としては後発組だ。minikuraも競争が厳しいトランクルーム市場のなかで、新たな付加価値サービスを、との考えから生まれた。

 天沼社長は「ベンチャー企業ならではのスピード感を理解してくれた」と寺田倉庫の姿勢を評価する。大手企業と下請けといった力関係ではなく、対等なビジネスパートナーという意識が、協業の成功につながった。

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