タカラトミー社長に小島氏昇格 メイ氏は退任 「リカちゃん」復活で改革に道筋

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  • タカラトミー社長に就任する小島一洋氏

 タカラトミーは7日、小島一洋副社長(56)が2018年1月1日付で社長兼最高執行責任者に昇格する人事を発表した。ハロルド・メイ社長(53)は構造改革に道筋が付いたとして今年12月末での退任を自ら申し出たという。

 小島氏はメイ氏が主導したブランド力重視の経営を引き継ぎ、一段のグローバル化など競争力強化に取り組む。

 15年6月に就任したメイ氏はこれまで海外事業の不振などで赤字体質に陥ったタカラトミーで企業統治強化や着せ替え人形「リカちゃん」といった主力商品のブランド向上に取り組んできた。

 16年3月期まで純損益は2年連続で赤字に陥っていたが、17年3月期は黒字転換。この日発表した17年9月中間決算では本業のもうけを示す営業利益が過去最高となるなど改革の成果が出ていた。

【プロフィル】小島 一洋氏

 こじま・かずひろ 東大卒。83年三菱商事。09年タカラトミー取締役。常務などを経て17年6月から副社長。