三越伊勢丹、営業益350億円目指す 3カ年中期計画

三越伊勢丹ホールディングスの中期経営計画を説明する杉江俊彦社長=7日、東京都千代田区大手町
三越伊勢丹ホールディングスの中期経営計画を説明する杉江俊彦社長=7日、東京都千代田区大手町【拡大】

 三越伊勢丹ホールディングスは7日、平成30年度から3カ年の中期経営計画を発表した。連結営業利益を経営統合後の最高益に当たる350億円へ引き上げる。不採算事業の整理などでコストを抑える一方、都心一等地の不動産活用などで収益力強化を急ぐ。

 同時に発表した9月中間連結決算は店舗閉鎖などの損失計上が響き、最終利益が1800万円と前年同期の83億円から大幅減。ただ、営業利益は訪日客や富裕層を中心とした販売好調から76億円と25・5%伸びた。通期の営業利益予想は180億円で、中期計画ではこの倍増を目指す。

 中期計画の一環として行う不採算事業の整理では、小型店エムアイプラザの不振5店舗を閉鎖。専門店子会社マミーナの清算や早期退職の募集なども進め、構造改革による増益効果を200億円超と見込む。

 成長戦略としては、ネット通販事業の再構築や保有不動産を活用する商業施設の運営拡大などに注力。三越日本橋店と伊勢丹新宿店で各100億円規模の改装も検討する。

 杉江俊彦社長は7日の発表会見で「基幹店の稼ぐ力は落ちておらず、営業利益350億円は保守的な目標だ」と述べた。

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