三井住友信託銀、米投資銀に20%出資

 三井住友信託銀行は6日、独立系の米投資銀行「グリーンズレッジ・ホールディングス」に11月中旬にも出資し、20%相当の株式を取得すると発表した。取得額は非公表。運用業務の強化が狙いで、役員は派遣しない。

 グリーンズレッジの運用商品を日本やアジアの機関投資家に販売するほか、同社と共同で商品を開発する考え。グリーンズレッジは2008年設立。ニューヨーク、ロンドン、東京、ソウルに拠点を持ち、企業に対する貸付債権を証券化した商品の組成と販売に強みを持つ。