【日本発!起業家の挑戦】無料WiFiへの自動接続・認証を実現 「タウンWiFi」の戦略 (2/5ページ)

タウンWiFiを運営する荻田剛大氏
タウンWiFiを運営する荻田剛大氏【拡大】

 --小さな会社にとっては、そういったWiFiスポットを提供する店舗すべてを訪れるのも簡単ではないでしょう。どのようにスポットを増やしていったのですか

 「広くチェーンを展開しているところには実際に出向きました。タウンWiFiを提供するにあたって重要なポイントは、チェーンの飲食店などでは各店舗が独自のWiFiを提供しているのではなく、全店舗で同じ認証プロセスを使っていることです。ですから、1店舗訪れれば、何千ものWiFiスポットに対応することが可能になるのです」

 「もう一つの手法は、ユーザーのデータに頼ることです。1人のユーザーが手動で新しいWiFiスポットに登録してログインしたり、接続に失敗したりすると、私たちはその履歴をデータベースに追加して分析し、スポットを追加します。するとタウンWiFiの全ユーザーが近くに行ったときに自動的にそのWiFiスポットにログインできるようになります。この方法を取ることで、WiFiスポットを提供する店舗側やWiFi事業者が認証プロセスを変更したときにも、情報を常に新しくして対応できます」

 --ユーザー数は?

 「200万人以上です。アクティブユーザーも100万人以上います。今はほとんどが日本在住のユーザーですが、昨年の韓国、今年春の米国、台湾、香港、マカオのWiFiスポット対応に続き、その他のアジア地域、そしてヨーロッパ諸国にも対応する予定です。実際に対応以降、韓国や米国ではユーザー数が倍増しています」

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