【現場の風】ソフトバンク、ワイモバイルは“強み”「ニーズの二極化に適応」 (1/2ページ)

ソフトバンクの榛葉淳副社長
ソフトバンクの榛葉淳副社長【拡大】

 □ソフトバンク副社長・榛葉淳さん(54)

 --ソフトバンクでは珍しい生え抜きだが、入社の動機は

 「成長産業のリーディングカンパニーになる。3、4年でトップが交代しない、オーナー企業や創業社長の会社。学歴や年齢にこだわらず、派閥がない自由な会社。これら3つの条件を基に経済界に詳しい叔父に紹介してもらったのがきっかけだ」

 --IT各社はスマートフォンの次を模索している。2020年ごろの実用化を目指す第5世代(5G)移動通信方式になっても主役はスマホか

 「ユーザーの依存比率に少し変化があるかもしれないが、スマホがなくなるというイメージはない。ただAI(人工知能)スピーカーも盛り上がっており、1、2年で加速していくだろう。リビングや家での次の一手、何を主軸とするのかは当然、大きなターゲットだ。われわれも検討している」

 --格安スマホ「ワイモバイル」の契約者が増えると利益幅が落ちるのではという懸念がある。対策は

 「ワイモバイルの(端末)ラインアップは絞り込んでおり、筋肉質な体制だ。コールセンターやバックオフィスも(ソフトバンクと)一本化されており、1プラス1で2が必要なところ、1.2か1.3でまわせている。1契約当たりの売り上げを比べれば懸念の通りだが、ニーズは二極化しており、両輪として考えている。2ブランドを持っているのは差別化であり、強みでもある」

市場ニーズをきっちり把握