自動車大手決算 新興国戦略で明暗

日産自動車のグローバル本社=8日午後、横浜市(佐藤徳昭撮影)
日産自動車のグローバル本社=8日午後、横浜市(佐藤徳昭撮影)【拡大】

 自動車大手7社の平成29年9月中間連結決算が8日、出そろった。全社が前年同期比で増収となり、最終利益は4社が増益。燃費データ不正問題で前年同期が赤字だった三菱自動車も黒字転換を果たした。新興国で順調に販売を伸ばした企業の好業績が目立った。30年3月期の通期業績予想は3社が上方修正した。

 ホンダは、中国での四輪車販売台数が前年同期比19%増の72万9千台と上期では過去最高。倉石誠司副社長は「『シビック』などの基幹車種が好調だった」と話した。

 インドで過去最高の82万6千台を販売したスズキは、本業のもうけを示す営業利益や最終利益が過去最高だった。

 ただ、タカタ製エアバッグ関連で費用が膨らんだり、北米で苦戦したりした社もあり、営業利益で4社、最終利益で2社が減益となった。