【ドローンタイムズ】空の安全確保、JUTMが運行管理実験 (1/3ページ)

無人ヘリより先に着陸が許可された日本郵便のドローン。今回の実験は一般の住宅も多くある地区で行われた
無人ヘリより先に着陸が許可された日本郵便のドローン。今回の実験は一般の住宅も多くある地区で行われた【拡大】

  • ドクターヘリが管理空域に侵入したため管制センターのディスプレーにはアラートが表示された。飛行中のドローン「AIST-001」には着陸が要請された

 ■ドクターヘリ飛来、災害時など想定

 ◆住宅地含むエリアで

 たくさんのドローンが空を飛ぶ時代の到来を見据え、衝突が起こらないように管理する運行管理システムを研究する一般社団法人綜合研究奨励会・日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)は10月26日、福島県南相馬市で、実際に複数のドローンを飛ばすなどして、システムの運用を試す実証実験を実施した。実験には36の企業・団体が参加し、本部に管制センターが置かれたり、ドクターヘリの飛来も想定したりと、大規模な実験となった。

 実験はJUTMが主催し、福島県、同県南相馬市、同県浪江町が共催し、内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省が後援した。実験当日の前々日から現地の準備を進め、実験本番まで約150のフライトを重ねた。実験は「人とドローンが共生する未来社会の実現に向けて~空域・電波管理によるドローン活用社会と減災計画」と名付けられ、福島県環境創造センター環境放射線センターを拠点に、近隣の住宅地も含む広い範囲で行われた。

 実験では、無人ヘリコプターとドローンがほぼ同時に、離着陸するための施設、ドローンポートに接近し、トラブルを回避する方法を試した。一足早くポートに近付いたヘリが、管制センターに着陸許可を申請した。

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