メニューはビールだけ、しかも2杯限定…広島の立ち飲み屋、行列の人気 ビール党唸らせる「壱度注ぎ」とは (1/2ページ)

ビールスタンド重富の「弐度注ぎ」
ビールスタンド重富の「弐度注ぎ」【拡大】

  • 「ビールスタンド重富」に並ぶ人たち=広島市
  • 中国地方最大の歓楽街、広島市の流川にある「ビールスタンド重富」で、ビールを注ぐ重富寛さん

 1人ビール2杯まで-。中国地方最大の歓楽街、広島市の流川に行列ができる立ち飲み屋がある。週末は90分待ちも珍しくないという「ビールスタンド重富」が出すのは1杯500円のビールだけ。他の酒は出さない。2杯限定なのに、なぜこんなに行列ができるのか。

 元々は大正時代から3代続く酒屋だ。「取りあえず」で頼まれるビールを、本当においしく飲んでもらおうと、店舗敷地内の一角で2012年に「角打ち」と言われる立ち飲み屋を始めた。

 扱っているのは一般的なメーカーのビールだが、「注ぎ方だけで15種類もの味の変化を出すことができます」と代表の重富寛さん(54)。数種類あるメニューのうち、定番の「壱度注ぎ」は、一般的に使われるサーバーとは違う、戦前に使われていた古いタイプを使用。グラスを傾け勢いよく流れ出るビールを優しく受け止める。あふれ出そうになった泡はヘラで切る。

定番「壱度注ぎ」の次は…「弐度注ぎ」は泡を…