EU、車のCO2排出3割削減へ 2030年、EV普及促す

スイスの工場(ロイター)
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 欧州連合(EU)の行政執行機関に当たる欧州委員会は8日、域内で販売する自動車の二酸化炭素(CO2)排出量に関する規制を発表し、2030年に21年の目標値に比べ3割の削減を要求した。ガソリン車やディーゼル車では達成が難しいとみられ、電気自動車(EV)など環境対応車の普及を後押しするのが狙い。

 日本メーカーも対応が求められる。日本政府による今後の排出量目標の設定にも影響を与えそうだ。欧州委は現在も世界で最も厳しいとされる規制を一段と強化し、地球温暖化対策をリードしたい思惑もある。

 ただ、規制導入には加盟各国や欧州議会の承認が必要で、協議は曲折も予想される。大手自動車メーカーが本社を構えるドイツなどが反発する可能性がある。

(共同)