【広報エキスパート】丸紅 幅広い事業分野 効果的に発信 (1/2ページ)

丸紅の島崎豊執行役員秘書部長兼広報部長
丸紅の島崎豊執行役員秘書部長兼広報部長【拡大】

 □執行役員秘書部長兼広報部長・島崎豊氏

 --広報を担当して10年になります

 広報は常に経営と一体でありたいしあるべきで、会社の内外をつなぐ窓のような役割もあると思います。社外への情報発信だけでなく、社外の評判や耳の痛い話を社内に伝える役割です。また、役員・社員のベクトルを合わせることが重要で、それを円滑に進めるために会社の現状や丸紅グループの多岐にわたる事業内容への理解・促進を図るのが仕事だと考えています。そして丸紅の広い事業分野を知ってもらうことで、日々お取引先に通う社員一人一人が広報パーソンとなり、丸紅のプレゼンスひいてはブランドを上げる一助になると信じています。

 --事業理解のためのツールは

 国内の丸紅グループ社員を対象とした社内誌「M-SPIRIT(エムスピリット)」では、社長をはじめ経営陣の考えや国内外の営業活動の様子を伝えたり、毎号特集を組んでいます。ウェブ版グループ報「MS+(エムエスプラス)」では、最新の情報をほぼ毎日更新し掲載しています。またホームページやユーチューブ、フェイスブックで公開している動画サイト「Scope(スコープ)」では、プロのジャーナリスト、カメラマンを起用することで事業会社や社会貢献活動について、分かりやすく紹介しています。

 --反響が大きかった動画は

 最近では、農業化学品事業の中核である、全米第2位の農業・肥料を取り扱うヘレナケミカル(テネシー州)が評判でした。「ピープル(人)、プロダクト(商品)、ナレッジ(知識)」をモットーとした同社は、単に農家にモノを売るのではなく、全米約10万件の顧客に対しコンサルタント的な役割を担い、収穫を増やすために何が必要かなどのニーズに応えた、きめ細かいサービスを提供しています。

 また海外7カ国で行っている海外奨学基金でベトナムを取り上げ、その奨学金を受けた子供の動画を見て感動したとの感想をいただいています。

組織間で積極的に人事交流