若年層にウイスキー人気 「ミニ樽」で熟成楽しむモルト女子も (1/2ページ)

ミニ樽で寝かせたウイスキーを楽しむ粂美咲さん=堺市東区のバー「グラニーリーフ」(吉国在撮影)
ミニ樽で寝かせたウイスキーを楽しむ粂美咲さん=堺市東区のバー「グラニーリーフ」(吉国在撮影)【拡大】

 ウイスキーを自家熟成させる「ミニ樽(たる)」で経年変化した味を楽しむ愛好家が増えている。ニッカウヰスキー創業者の半生を描いたNHK連続テレビ小説「マッサン」が火付け役となりウイスキーブームが続く中、ミニ樽の売れ行きも好調という。専門家は「ドラマの影響で『おじさんの酒』というイメージが薄れ、若年層に人気が広がっている」と分析。ウイスキーにハマる「モルト女子」も現れている。(吉国在)

 「ピーティー(スモーキー)なウイスキーが好きで、夜な夜なちびちびやっています」

 ミニ樽の「キープ」サービスを行っているバー「グラニーリーフ」(堺市東区)。自らを「モルト女子」と称する堺市美原区の私立大4年、粂(くめ)美咲さん(23)は、カウンターで笑顔をみせた。

 約2年前、「マッサン」に触発されて母親とともに自家熟成を始めた。ミニ樽で市販のシングルモルトウイスキーやバーボンなどを貯蔵。現在はライ麦を原料とするウイスキー「オールド・オーバーホルト」を熟成しており、「待ちに待って飲むのが至福のとき。インスタ(インスタグラム)映えするので、友達におしゃれ感をさりげなくアピールしています」。

 同店のバーテンダー、園田大河(たいが)さん(27)は「ミニ樽をキープしているお客さんは20~30人ぐらい。最近では年代ものの珍しいウイスキーを注文する人も増えた」と説明する。

ミニ樽で1~3カ月間寝かせると…