【栃木発 輝く】良い音を追求“かんぴょうスピーカー” サウンドテック高橋電機の発想 (4/4ページ)

かんぴょうスピーカー「fucucchi」。ユニークな形は、イベントなどで展示すると女性にも人気という=栃木県小山市のサウンドテック高橋電機
かんぴょうスピーカー「fucucchi」。ユニークな形は、イベントなどで展示すると女性にも人気という=栃木県小山市のサウンドテック高橋電機【拡大】

  • 高橋昭社長
  • サウンドテック高橋電機の開発製品の一つ、音響デバイス「ピュアポイント」

 --地域貢献も考えているか

 「ユウガオの実は底の部分をカットすると皿になる、ハンディキャップがある人の就労施設で作り、色付けしてもらえば商品価値があるものができる。障害者の収入、働きがいにつながる。自治体などと産官学連携で事業化できれば、地域の名産になるのではと考えている」

【プロフィル】高橋昭

 たかはし・あきら 小山高校卒。会社勤めを経て、1969年5月、サウンドテック高橋電機を創業。96年1月に法人化し、社長に。67歳。福岡県出身。

■ □ ■

 ≪イチ押し!≫

 ■音のこもり解消「ピュアポイント」

 サウンドテック高橋電機は「かんぴょうスピーカー」だけでなく、さまざまな音響に関わる製品を開発してきた。高橋昭社長は経営者であると同時に音響一筋の技術者。カーオーディオ業界の“発明王”とも呼ばれている。

 自動車室内の音のこもりを解消する目的で開発したのが、音響デバイス「ピュアポイント」だ。エンジン振動や音を抑制、車内の会話もはっきり聞こえるようになるといい、車だけでなく、オフィスやレストラン、病院など職場や家庭での導入も進んでいる。音を伝える空間の電磁干渉対策を施して音のこもりを解消している。

 他にも積水化学京都研究所と共同開発した「レアルシルト」は、シートを貼ることで車内の不要な音を大幅に抑制できる音響環境改善のデッドニング用品だ。