味の素、米医療用食品会社を買収

 味の素は9日、米国で医療用食品の製造、販売を手掛ける「キャンブルック セラピューティック」(マサチューセッツ州)を買収したと発表した。味の素の米国子会社を通じて全株式を取得し、完全子会社化した。取得額は約6400万ドル(約72億円)。

 キャンブルック社は、糖質制限が必要なてんかん患者のほか、アミノ酸を体内で代謝できない患者などに飲料や食品を開発している。米国では特定の栄養素の代謝異常を持つ人に向けた食品市場が伸びており、味の素の知見や販路を活用し、事業を拡大したい考えだ。

 キャンブルック社の技術を、味の素の加工食品やサプリメントの商品開発に生かすことも検討している。

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