安全運転データで保険割引 トヨタとあいおいニッセイ

 トヨタ自動車とあいおいニッセイ同和損害保険は9日までに、車に搭載した通信機で走行データを送信し、安全運転だった場合に保険料を割り引く自動車保険を2018年1月に発売すると発表した。両社によると、詳細なデータを自動送信して保険料に反映させる保険は国内で初めてという。

 割引率は契約条件によって異なり、数%から最大で20%程度という。専用の通信機を装備して18年1月以降に販売する高級車ブランド「レクサス」の新車の大半と、18年夏頃発売するトヨタブランドの高級セダン「クラウン」が対象で、順次広げる。保険の適用開始は同4月から。

 速度超過や急発進、急ブレーキの状況、毎月の走行距離のデータを通信機がトヨタへ送信。トヨタが同損保へデータを提供し、安全運転の程度を3段階に分ける。30~39歳で年間走行距離8000キロ、過去の事故の有無により保険料の割引率を決める「等級」が10で車両保険を付けた場合、年間保険料は3段階の最低クラスで10万3200円だが、最上位なら9万3600円と約9%安くなる。トヨタやレクサスの販売店に加え、保険代理店などでも契約できる。