iPad刷新で顔認証機能 アップル、18年にも投入

 米アップルがタブレット端末「iPad(アイパッド)」を刷新することが、8日までに分かった。関係者によると、スマートフォン「iPhone X(アイフォーン・テン)」の特徴である顔認証などの主要機能を搭載する上位機種を2018年にも投入する方向で取り組んでいるという。ただ、アイパッドの新機種により鮮やかな色彩の有機ELスクリーンを採用する可能性は低いという。

 スクリーンのサイズが「iPad Pro(アイパッド・プロ)」と同様となる少なくとも1つのモデルは、ロック解除や支払いなどのための顔認証機能が搭載される計画で、14年から導入された指紋認証機能を備えるホームボタンに取って代わるという。最新機種は来年後半に公表される見通し。

 ホームボタンをなくすことで、10年の導入以来初めて端末の上下エッジ部分を著しく縮小し、アイフォーンXにデザインを近づけることになる。

 また、アップルは、拡張現実(AR)ヘッドセットへの取り組みを強化する。関係者によると、同技術を19年に確立させることを目指しており、20年にも製品を出荷する可能性がある。

 現在の仮想現実(VR)ヘッドセットがスマホをエンジンとスクリーンとして活用しているのと異なり、アップルのARヘッドセットは独自のディスプレーを有し、新たな半導体と基本ソフト(OS)で作動するという。(ブルームバーグ Mark Gurman、Alex Webb)