自動運転実験に愛知製鋼が磁気技術

 トヨタ自動車グループの愛知製鋼は10日、滋賀県東近江市で国土交通省が始める自動運転の実証実験に、超高感度磁気センサーを使って進路を特定する技術を提供すると発表した。路面に埋め込んだ磁石を車に搭載したセンサーで検知しながら走る。過疎地の公共交通などで実用化を目指す。

 車の位置を把握するには衛星利用測位システム(GPS)が広く使われるが、磁気センサーはトンネルなど電波の届かない場所でも正確に機能するという。磁気が弱い安価な磁石でも検知するセンサーや、磁石を敷設するための専用機械を開発しコスト削減を目指す。

 実験は過疎地の交通手段確保に向けた事業の一環。ベンチャー企業「先進モビリティ」(東京)が手掛けた専用バスを使い、東近江市の公道で11~17日に実施する。

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