神鋼、信頼回復へ遠い道のり “城”のような独立性、法令順守の希薄化に「解体的出直し」の声 (2/2ページ)

データ改ざんの原因結果を発表する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=10日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)
データ改ざんの原因結果を発表する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長=10日午後、東京都千代田区(宮川浩和撮影)【拡大】

 企業経営に詳しい日本経済大の西村尚純教授は「神戸製鋼の不祥事体質は根深く、解体的な出直しが必要だ。そのなかでは川崎氏の引責辞任はやむなく、現経営陣の経営責任は厳しく問わなくてはならない」と指摘する。さらに、再発防止策として西村氏は、神戸製鋼の株主でもある「新日鉄住金の幹部や役員OBらをコンプライアンスの責任者である副社長に招くなど、第三者、外部人材による徹底的な改革が必要だ」と強調した。(平尾孝)