自虐CMのスペースワールド、金かけずに面白さ追求するひらパー… テーマパーク集客合戦

北九州市のテーマパーク「スペースワールド」が動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿したCM
北九州市のテーマパーク「スペースワールド」が動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿したCM【拡大】

 閉園決定を逆手に取った自虐的なCM、ロボットが接客するホテルや社員旅行の誘致、人気アイドルによるコミカルな演技…。各地のテーマパークがあの手この手の趣向を凝らしたPR作戦を展開している。

 「全員集合!」。中央に立つ男性役員が「なくなるョ!」と声を掛けると従業員約100人が拳を上げ、声を張り上げる。12月末に閉園する北九州市のテーマパーク「スペースワールド」のCMが「自虐的で面白い」と話題をさらった。

 昨年12月に閉園が決定したが、担当者は「赤字でつぶれる訳ではないので、明るく伝えようと考えた」。

 長崎県佐世保市の「ハウステンボス」は2年ほど前から企業などの団体旅行や研修の誘致に注力。美術館や劇場、大規模会議室、ホテルも備え、担当者は「施設内で完結するパッケージとして提案ができる」。

 大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク(愛称・ひらパー)」は平成25年4月、V6の岡田准一さんをイメージキャラクター「超ひらパー兄さん」に抜擢。観覧車の一部のゴンドラにフィルムを張って窓の外を見えなくした28年の企画「ロシアン観覧車」など大金をかけず面白さを追求。同年度の来場者は11年ぶりに120万人を超えた。