北米向け液晶TV生産再編 船井電機9月中間 3年連続の赤字

 船井電機が13日発表した2017年9月中間連結決算は、最終損益が130億円の赤字(前年同期は76億円の赤字)と、上半期として3年連続の赤字となった。北米市場で液晶テレビの販売競争が激化し、収益が悪化した。船越秀明社長はこれまでタイなどアジアで生産し、北米に輸出してきた大型液晶テレビの生産体制を再編する方針を示した。

 売上高は前年同期比9.1%増の721億円だったが、採算悪化で本業のもうけを示す営業損益は40億円の赤字(前年同期は36億円の赤字)。18年3月期の連結業績予想も174億円の最終損失で3年連続の赤字を見込む。

 船越社長は同日の記者会見で「液晶パネルの在庫を抱えたくない海外の液晶テレビメーカーが採算を度外視した販売競争を仕掛けてきた」と説明。コスト削減のため北米に近い国に生産をシフトするなどして「効率化を進めたい」と語った。

 一方、今年6月に再参入した国内向け液晶テレビは「計画以上の水準で堅調に推移し、利益も出ている」と強調した。

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