【Luxeな日本 ~地元発】山梨名物ほうとう体験道場に入門 鈴木春花 (1/2ページ)

 甲斐の名将・武田信玄の陣中食で山梨の郷土食、ほうとうの手打ちを体験できる道場が甲府市にある。国の特別名勝で日本一の渓谷美と評される御嵩昇仙峡にある昇仙峡ほうとう会館。ほうとう体験と絶景を両方味わおうと道場の門をたたいた。

 熟練職人の指導のもと、麺のタネを押しつぶしては広げ、つぶして広げを繰り返し、平らな麺に仕上げる。作業を続けること30分。麺が太すぎたり、厚すぎたりしても、そこはご愛嬌(あいきょう)(?)。

 打った麺はその場で調理して食べるもよし、お土産として持ち帰るもよし。体験後は「ほうとう士」の称号がもらえる。道場は完全予約制で午前10時から1日4回開かれる。料金は作って食べるコースが2000円、持ち帰るコースは1300円となっている。

 さて、昇仙峡である。地殻の断層によってできた壮麗な滝や巨大な花崗(かこう)岩など自然の力で生み出された神秘の美しさを巡るのが定番。秋の紅葉シーズンは1年間で一番にぎわう時期だ。

 ほうとうを食べるだけ、昇仙峡を観光するだけでは味わえぬ思い出作り。そう考えたら、都心から電車で1時間半、JR甲府駅からバスに揺られて約45分という道のりも苦にならないのでは。

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