めぶきFG最終益249億円

 常陽銀行(水戸市)と足利銀行(宇都宮市)を傘下に置く、めぶきフィナンシャルグループ(FG)が13日発表した2017年9月中間連結決算は、マイナス金利政策の影響はあったものの、有価証券利息や法人向け業務の手数料が好調で、最終利益が当初予想を13%上回る249億円となった。

 めぶきFGは昨年10月、常陽銀と、足利銀の持ち株会社足利ホールディングスが経営統合して発足した。本業のもうけを示す業務純益は、2行合算で376億円。

 18年3月期の連結最終利益予想は、米国の利上げによる外国債の収益悪化などを見込み、従来の400億円に据え置いた。