月面探査レース 「HAKUTO」が審査に合格

チームHAKUTOの月面無人探査車「SORATO」
チームHAKUTOの月面無人探査車「SORATO」【拡大】

 世界初のロボット月面探査レースに挑む日本の民間月面探査チーム「HAKUTO」は、東京都内でレース主催者による審査に合格した。これにより、開発を進めてきた無人月面探査車(ローバー)「SORATO(ソラト)」の月への輸送条件が整った。

 審査はレースを主催する米Xプライズ財団の担当者らが来日し、6日から2日間をかけて実施計画書や探査車の規格、画像や動画の送受信の方法などを検証した。

 SORATOはインドチームの月着陸船に相乗りするかたちで打ち上げられる。打ち上げは当初12月28日としていたが、主催者側が8月にレースの期限を「2017年末までに打ち上げ実施」から「18年3月末までにミッションを達成」と修正したことから、「現在の予定にはこだわらない」(チームの袴田武史代表)として、打ち上げを延期した。具体的な日程は未定。今年12月には探査車をインドに運ぶ。

 レースには、宇宙ベンチャーのispace(アイスペース、東京都港区)などが中心となったチームHAKUTOを含む5チームが参加。月面着陸後、探査車を500メートル以上走行し、動画や画像を撮影して地上の電送するミッションに挑む。