日本郵政9月中間、最終益20.3%増 ゆうちょ銀、かんぽ生命の増益寄与

決算内容について発表する日本郵政の市倉昇専務執行役(左)と上尾崎幸治執行役員=14日、東京都千代田区
決算内容について発表する日本郵政の市倉昇専務執行役(左)と上尾崎幸治執行役員=14日、東京都千代田区【拡大】

 日本郵政が14日発表した2017年9月中間連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年同期比2.7%減の6兆3796億円、経常利益が38.7%増の4206億円、最終利益は20.3%増の1801億円と減収増益だった。傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の増益が寄与した。18年3月期の通期業績予想は据え置いた。

 また、ゆうちょ銀は経常収益が4.6%増の9772億円、最終利益が20.2%増の1815億円と増収増益だった。外国為替売買益が大幅に増えたほか、投資信託の販売額が3577億円と上半期として過去最高を更新。それに伴い関連手数料収入も約1.8倍の93億円に増えた。

 かんぽ生命は市況回復に伴い有価証券の売却損が圧縮されたことなどから最終利益は20.6%増の512億円。一方、日本郵便は171億円の最終赤字。郵便・物流事業で全体の取扱個数は2%減の95億2900万個だが、うちゆうパックが26.2%増の3億9500万個、ゆうメールが1.3%増の16億7900万個だった。