旧オリエント信販が破産 負債総額600億円

 消費者金融のネットカード(旧オリエント信販、東京)が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが15日、分かった。決定は10日付。帝国データバンクによると、負債総額は約600億円だが、調査中で変動する可能性があるという。過払い金返還請求が相次ぎ、資金繰りが悪化した。ネットカードは電話での申し込みによる貸し出しが中心で、売上高はピークの平成17年3月期で約192億円だった。