昭文社など米宇宙ベンチャーに出資

 地図大手の昭文社と投資ファンド運営のマーキュリアインベストメントは、リモート・センシング技術センターと共同で、米宇宙ベンチャー「ロフト・オービタル・ソリューションズ」(LO、カリフォルニア州)に出資した。出資額は非公表。LOは複数のセンサーを搭載した人工衛星の運用を計画している。実現すると、航空機産業のようにインフラの所有とサービスの提供が分離され、宇宙を使った多彩な新サービスが創出される可能性があるという。また人工衛星から取得した情報を地図上に重ね合わせることで、土地利用に関するさまざまな分析ができるようになる。