【Bizクリニック】紙媒体からオンラインメディアへ (1/2ページ)

 □広報ブレーン代表取締役・管野吉信

 「日本最大のメディアは」と聞かれたら、どこと答えるだろう。正解はヤフーニュースで、読者数は2000万人といわれる。一方、かつて発行部数1000万部を誇った読売新聞が900万部を割り込むなど、活字メディアは総じて厳しい戦いを強いられている。読者は40~50代が多い。団塊世代が75歳以上となり、国民の3人に1人が65歳以上となる2024年にはさらに落ち込むとみられる。今後、メディアはどう変化し、企業広報はどう対応すればいいのだろうか。

 記者を数多く抱え第1次情報(最初の報道)を担う新聞や雑誌は、ネットメディアへの記事配信料と自社オンラインメディアの2本立てで、販売部数の落ち込みを補っている。ヤフーニュースの大半は新聞や雑誌からの配信記事で構成し、200誌余りの雑誌が読み放題の「dマガジン」もある。新聞や雑誌には部数の落ち込みにつながり「自分で自分の首を絞める」側面はあるものの、配信料収入が見込める。

 自社オンラインメディアは、読まれれば読まれるほど広告料収入が増えるので、各社とも力を注いでいる。さらに中長期的には紙媒体からオンラインメディアに移行し、閲覧収入拡大を見込む。オンラインメディアはまず無料会員登録で、目当ての記事を読めるようにするのが一般的。ただ、無料会員のままだと閲覧できる記事数に制限があり、1000円程度の有料会員になることで無制限に読めるようになる。

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