【株式ニューカマー】“アイケア”の基盤維持へ眼鏡店と提携 (1/2ページ)


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 □ビジョナリーホールディングス・星崎尚彦社長

 メガネスーパーの持ち株会社として1日付で設立されたビジョナリーホールディングスは同日、東証ジャスダック市場に新規上場した。メガネスーパーは8年連続赤字と業績不振が続いていたが、2016年4月期に黒字転換。高品質で目の健康に配慮した商品・サービスを展開する「アイケアカンパニー」としてブランド力向上や、新たに参入したウエアラブル事業などに取り組むほか、M&A(企業の合併・買収)も積極的に推し進める。

 --なぜ、持ち株会社制に移行したのか

 「事業の横展開を図るためだ。2000年代の新興眼鏡チェーンによる低価格競争によって、全国各地域の眼鏡店が打撃を受けた。地域の店舗は生活圏内でホームドクターのように目の健康の維持に貢献してきたが、閉店する店舗も出てきたことで“アイケア難民”が発生した。そこで日本の“アイケアのインフラ”を維持するために、全国各地の眼鏡店との提携やM&Aを進めていく。新事業領域であるウエアラブル事業への投資も推進していく」

 --M&Aは

 「昨年から本格化させている。16年11月に富山県の有力眼鏡チェーン『メガネハウス』22店舗を連結子会社化し、今年8月には大阪府で11店舗を運営しているシミズメガネを子会社である関西アイケアプラットフォームを通じて傘下に収めている。M&Aの形態はさまざまな形を考えている。相手の意向を尊重して傘下にするのではなく、提携にとどめることもあるだろう。長年地域で親しまれた屋号をそのまま残してもいい。高齢化が進むことで眼鏡店はますます必要とされてくる。ともに眼鏡業界を盛り立てていきたい」

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