オフィス家具で運動効果 揺れる椅子など各社投入

座面が前後左右に揺れるコクヨの椅子「ing(イング)」
座面が前後左右に揺れるコクヨの椅子「ing(イング)」【拡大】

 座面が揺れて運動効果がある椅子や、立ったり座ったりするのに合わせて電動で高さを変えられる机など、健康増進や疲れにくさをうたったオフィス家具を各メーカーが投入している。政府が掲げる働き方改革や、社員の健康を経営指標に取り入れる企業の増加を商機につなげる狙いだ。

 コクヨの椅子「ing(イング)」は、座面が体の動きに合わせて前後と左右に自然と揺れる構造。4時間座って仕事をすれば、1.5キロメートル歩いたのと同じカロリーが消費できるという。価格は9万5040円から。

 岡村製作所は、仕事中に立ったり座ったりを繰り返すことで疲労や眠気が減り、集中力が高まるとの実験結果に着目。2015年に発売した机の天板が電動で上下する「Swift(スイフト)」の品ぞろえを充実させている。

 担当者は「IT企業の経営者などがトップダウンで導入するケースも多い」と話す。

 イトーキは、少人数のミーティングや休憩のスペースを囲うフレーム状のオフィス家具「PiOframe(ピオフレーム)」を昨年12月に発売。底面は人工芝で「ホワイトボードを使ってリラックスしながら会議したり、パイプにぶら下がってストレッチしたりできる」(同社)という。