ビズリーチ、福山市の採用活動支援 兼業・副業の戦略顧問公募

兼業・副業限定の戦略顧問を公募する福山市の枝広直幹市長(中央)と中村啓悟企画政策部長(右)、採用を支援するビズリーチの加瀬沢良年・地方創生支援室チーフプロデューサー=東京都渋谷区
兼業・副業限定の戦略顧問を公募する福山市の枝広直幹市長(中央)と中村啓悟企画政策部長(右)、採用を支援するビズリーチの加瀬沢良年・地方創生支援室チーフプロデューサー=東京都渋谷区【拡大】

 人材サイト運営のビズリーチ(東京都渋谷区)が採用活動を支援する広島県福山市は、兼業・副業限定の戦略顧問を公募している。福山市のブレーンとして、市が抱える課題の分析・抽出と事業の立案・実施を担当してもらう。ビズリーチのホームページを通じて、12月12日まで受け付ける。

 同市によると兼業・副業限定の戦略顧問の公募は全国で初めてという。民間企業での新規事業創出などの経験やノウハウを生かしてもらう。具体的には、人口減少社会を踏まえ、子育て支援や少子化対策、さらに女性や若者の活躍の促進などをテーマに、組織横断で取り組めるような施策の立案などに当たってもらう。

 このほど東京都内で会見した、福山市の枝広直幹市長は「外部人材と私たち行政が一緒になって地域の課題に取り組む。これを成功させて、他の地域にも広げたい」と語った。

 今回の同市の取り組みについて、ビズリーチの加瀬沢良年・地方創生支援室チーフプロデューサーは「自治体にとっては優秀な人材の採用に伴って、他の職員の意識改革につながる。応募者にも行政データの活用など企業では得難い経験ができるし、応募者の所属企業にも地方進出の足がかりとなり、新たなビジネスチャンスを生み出すきっかけになる」と話している。