東芝、NY繁華街看板広告打ち切り 「日曜劇場」スポンサーも降板

東芝が米ニューヨークのタイムズスクエアに設置した巨大LED看板=2008年7月(共同)
東芝が米ニューヨークのタイムズスクエアに設置した巨大LED看板=2008年7月(共同)【拡大】

 経営再建中の東芝は22日、フジテレビ系の国民的アニメ「サザエさん」の番組スポンサーを来年3月末に降板することを明らかにした。「半沢直樹」など名作ドラマを生んだTBS系の「日曜劇場」のスポンサーも降板する。また、米ニューヨークの繁華街タイムズスクエアで掲げてきた看板広告を、2018年前半の契約満了をもって打ち切る。いずれも合理化の一環だ。

 東芝は、お茶の間に東芝ブランドを定着させるため、サザエさんのスポンサーは1969年、日曜劇場も56年から続けてきた。

 ただ、東芝は白物家電事業を昨年、中国企業に売却。構造改革を進めるため、赤字続きのテレビ事業は来年2月にも中国家電大手に売却することを決めた。消費者向け事業がほぼなくなり、社会インフラなど事業者間取引主体に企業の形態が変わる中、一般消費者への宣伝効果を意識してCMやビル広告を続ける意義は薄れていた。