鉄道技術展、29日から幕張メッセで開催 安全性維持の解決策など提示 (1/2ページ)

計測機器大手エー・アンド・デイのデータ記録・収集装置「オムニエースRA2300MKII」(同社提供)
計測機器大手エー・アンド・デイのデータ記録・収集装置「オムニエースRA2300MKII」(同社提供)【拡大】

  • 東レが開発した着るだけで生体情報の連続計測ができる機能素材「ヒトエ」(同社提供)

 鉄道に関する最新の技術を一堂に集めた見本市「第5回鉄道技術展」(主催・フジサンケイビジネスアイ)が29日から3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれる。IoT(モノのインターネット)などのIT技術の進展に加え、訪日外国人観光客の増加や、安全・安心に対する関心の高まりなどを受けて、各社ともユニークな技術や製品、ソリューション(課題の解決策)をそろえる。

 訪日外国人客の増加に対応したソリューションでは、光学機器大手のHOYAが、音声合成ソフトウエア「ボイスネクスト」を紹介する。従来の日本語や英語、中国語、韓国語に加え、今年から発売したタイ語やポルトガル語などを含む15言語を使った実演展示を行う。また、システムインテグレーターのビーマップが開発した列車やバスなどの車載向けコンテンツ(情報の内容)配信サーバー「エアコンパスメディア」は、通信環境が不安定な車内でも安定した動画コンテンツを配信できる。

 一方、安心・安全を支える製品では、計測機器大手のエー・アンド・デイが9月に発売した計測データの記録・収集装置「オムニエースRA2300MKII」を出展する。簡単に操作でき、データの記録や収録を行うことができるデータアクイジション装置。鉄道車両のブレーキ性能試験でひずみや油圧、空気圧、加速度などの計測に役立つ。タッチパネルで操作性を向上させるとともに、大型画面で波形表示を分かりやすくした。