イオン銀、ATMや一部手続きで生体認証を導入 端末に指かざすだけで本人確認

イオン銀行が導入した指認証の専用端末
イオン銀行が導入した指認証の専用端末【拡大】

 イオン銀行は27日、キャッシュカードや暗証番号を使わず、店頭の専用端末に指をかざすだけで口座の住所変更やカードの再発行といった手続きを完了できる仕組みを来年9月末までに国内全店舗で導入すると発表した。指紋と静脈の生体認証で本人確認する。

 この日、千葉、東京、岐阜、愛知の5店舗で先行導入した。

 指認証の利用には、3本の指の指紋と静脈を前もって登録し、利用時は1~2秒程度で本人確認が完了する。認証には、ITベンチャーのリキッド(東京)が開発したシステムを活用した。

 ただ、住宅ローン、投資信託、保険といった金融商品の契約手続きの際は、従来通り印鑑が必要となる。先行導入の5カ所の現金自動預払機(ATM)では、指認証のみで入出金もできる。イオン銀は順次、指認証による利用が可能なATMに切り替えていく考え。