ソフトバンク、日建設計提携 スマートビル共同開発でコスト40%削減

スマートビルディングの設計開発などの業務提携で合意した日建設計の亀井忠夫社長(左)とソフトバンクの今井康之副社長=27日、東京都千代田区
スマートビルディングの設計開発などの業務提携で合意した日建設計の亀井忠夫社長(左)とソフトバンクの今井康之副社長=27日、東京都千代田区【拡大】

 ソフトバンクと日建設計(東京都千代田区)は27日、「モノのインターネット」(IoT)やロボットを活用し、保守・管理のコスト削減につなげる「スマートビルディング」を共同で設計・開発する業務提携に合意したと発表した。オフィスビルでは築60年が経過すると、建設費の約5倍の保守・管理費がかかるとされるが、清掃や警備をロボットに担わせるなどすると、そのコストを40%削減することができるという。

 スマートビルディングでは人の流れを検知するセンサーなどを活用し、空調管理や消費電力量の削減などにつなげるほか、打ち合わせ場所の最適な配置などを導き出すことで、働きやすい環境をつくる。ロボットの掃除機も配備し、人件費削減にもつなげる。

 両社は年度内にも既存ビルで実証実験をスタート。近く、新たに建設するビルでゼロからスマートビルディングを共同で建てる。ソフトバンクの今井康之副社長は同日、「建設の際に(保守・管理という)運用まで検討しながら建てたビルと、そうでないビルは圧倒的に価値が変わってくる。需要は大きいのではないか」と述べた。