フェイスブックが書き込み調べ自殺予防へ AIで抽出

米カリフォルニア州にあるフェイスブック本社(AP)
米カリフォルニア州にあるフェイスブック本社(AP)【拡大】

 交流サイト(SNS)大手の米フェイスブックは27日、自殺をほのめかす投稿や動画を人工知能(AI)で抽出し、利用者の自殺を予防する取り組みを、欧州連合(EU)を除く各地で展開すると発表した。米国で試験実施し、効果があると判断した。

 フェイスブックの専門家らで構成するチームにAIが通知し、利用者本人やその友人に電話相談の利用などを提案する。緊急性が高い場合と判断した場合、フェイスブック側から当局に連絡することもあるという。

 神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかる事件が発生。大半がツイッターなどSNS上で自殺願望の書き込みをした女性らだった。

 AIは大量の情報から一定の意味を見つける「パターン認識」の技術を使う。「大丈夫ですか」や「何かお手伝いしましょうか」といったコメントが手掛かりになるとしている。(共同)