トヨタ、1~10月の世界販売3%増860万台


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 ■VWに敗れるも1000万台視野

 トヨタ自動車は29日、2017年1~10月のグループ世界販売(ダイハツ工業と日野自動車を含む)が前年同期比3.1%増の860万5000台だったと発表した。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)グループは3.2%増の874万7500台でトヨタは敗れた。

 17年上半期(1~6月)で首位だった日産自動車とフランス大手ルノー、三菱自動車の連合は1~10月のグループ販売台数を公表していない。日産は9月に新車の無資格検査問題が発覚しており、年間首位争いに影響しそうだ。

 トヨタの国内販売は、16年末に投入した小型スポーツ用多目的車(SUV)「C-HR」などが好調で、5.2%増の196万1927台。海外は欧州での小型SUV販売の伸びや、中国で一部改良した車種が寄与し、2.5%増の664万4000台となった。

 トヨタは「販売は好調」と話し、4年連続の1000万台超えが視野に入ってきた。一方、VWも「主力の欧州や中国、経済が回復基調にある南米で販売を伸ばしている」としており、激しい競争が続く見通しだ。