パナソニック、EV電池で「他社との提携重要」

パナソニックのトーマス・ゲッパート北米総代表=28日、米ロサンゼルス(共同)
パナソニックのトーマス・ゲッパート北米総代表=28日、米ロサンゼルス(共同)【拡大】

 パナソニックのトーマス・ゲッパート北米総代表は28日、電気自動車(EV)向けの電池事業に関し、巨額の投資が求められることを踏まえ「他企業との協力が極めて重要だ」と述べ、提携に積極的に取り組む考えを明らかにした。

 ゲッパート氏は「電池事業は(中国や韓国の企業にシェアを奪われた)テレビと異なり、化学、機械、電気の技術を組み合わせる必要があり、複雑だ」と話し、競争力に自信を示した。一方で「何年先か分からないが、強い競争相手に直面せざるを得ないだろう」とも述べた。

 パナソニックは、米EVメーカーのテスラと共同で運営する米西部ネバダ州の電池工場で、テスラ車向けのリチウムイオン電池を生産している。

 テスラは新型車を相次いで発表しているが、新工場建設などの生産能力の引き上げについては「時期尚早だ」と述べるにとどめた。他の自動車メーカーとの協力関係を強化したいとの考えも示した。(ロサンゼルス 共同)