東京海上、災害対応で商工会と提携

 東京海上日動火災保険は29日、零細企業の災害対応支援で、全国商工会連合会と提携したと発表した。両者で企業の「事業継続計画(BCP)」の策定を手助けする。防災や減災の意識を高め、損害保険の加入拡大につなげたい考えもある。各地の商工会で企業の経営を支援する指導員に対し、地震や台風などに被災しても業務を継続するためのBCPの作成方法を伝える。零細企業は、BCP策定が遅れており、災害が起きた場合、地域経済の衰退につながる懸念があった。