今年の国内IPOは2年ぶり増加、97社の見込み 好調な株式市況や企業業績が背景

東京証券取引所=2014年7月22日、東京都中央区(鴨川一也撮影)
東京証券取引所=2014年7月22日、東京都中央区(鴨川一也撮影)【拡大】

 平成29年に国内で新規株式公開(IPO)を実施する企業の数が、前年の86社より11社増の97社の見込みとなったことが30日、日本取引所グループ(JPX)のまとめで分かった。増加は2年ぶり。好調な株式市況や企業業績を背景に、準備企業が計画通りにIPOを行うケースが多かった。

 取引所別の内訳は東京証券取引所が93社で、名古屋証券取引所が2社、札幌証券取引所が2社。東証が見込む93社のうち、1部と2部は19社で、新興企業向けのマザーズとジャスダックはそれぞれ49社と18社、機関投資家など向けのプロマーケットは7社となる。

 また、9月には外国籍としては3年ぶりに、米半導体ベンチャーのテックポイント・インクが上場した。

 一方、30年のIPOについて、東証の上場推進部の担当者は「高水準のIPOが期待できる状況ではないか」との見方を示した。