鉄道技術展 京三製作所、大開口幅の可動式ホーム柵出展

京三製作所の大開口可動式ホーム柵
京三製作所の大開口可動式ホーム柵【拡大】

  • PwCコンサルティングのブースで開かれたドローンのビジネスコンテスト

 ■ドア位置のばらつきに対応

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「第5回鉄道技術展」「第2回橋梁・トンネル技術展」(主催・フジサンケイビジネスアイ)は2日目の30日、小雨が降る天候にもかかわらず、大勢の来場者でにぎわった。

 鉄道展の会場では、京三製作所が3300~4000ミリの大開口幅を持つ可動式ホーム柵を出展した。多くの種類の列車が乗り入れる駅では、ホーム停車時に車両のドア位置がばらつくため、可動式ホーム柵の導入が難しかったが、2段扉式ドアによる大開口にすることでこうした問題を解決。

 さらにホーム柵の動作データをモニタリングして不具合の発生を予測するオプションも用意した。信号事業部第3技術部の山下悟司課長は「不具合が事前に予測できれば、あらかじめ修理・補修でき、列車の運行を妨げないですむ」と話す。

 橋梁展会場では、日立システムズが小型無人航空機(ドローン)で撮影した2次元画像から構造物全体の3次元モデルをつくり、構造物の劣化箇所が全体のどこにあるかを容易に把握できる技術をアピール。ドローン・ロボティクス事業推進プロジェクトの宮河英充部長代理は「3次元モデル上に目印を付けたり、コメントも追記でき、作業効率の大幅アップが見込める」と話している。

 一方、PwCコンサルティング(東京都千代田区)のブースでは、ドローンのビジネスコンテスト「ドローン・ソリューション・マッチング」が開かれた。東京地下鉄(東京メトロ)、首都高速道路、PwCの3社が解決してほしいドローンに関するテーマを提示。この日は最終審査に残った計7チームによるプレゼンテーションが行われ、東京地下鉄のテーマにはLiberaware(リベラウェア、千葉市若葉区)、首都高速のテーマにはブイキューブロボティクス(東京都渋谷区)の提案がそれぞれ選ばれた。