ニトリ、省力化へ搬送ロボ80台導入 物流施設の需要拡大に対応

商品を載せた棚の下に潜り込み、自動で目的の場所に運ぶロボット「バトラー」=1日、大阪府茨木市
商品を載せた棚の下に潜り込み、自動で目的の場所に運ぶロボット「バトラー」=1日、大阪府茨木市【拡大】

 家具チェーン大手のニトリホールディングス(HD)は1日、大阪府茨木市の物流拠点に導入した搬送用ロボットを報道関係者に公開した。

 インターネット通販の普及で物流施設の需要が拡大する一方、人手不足の懸念も高まっており、小売りや物流各社は省力化を促進するロボットの導入を進めている。

 ニトリHDの施設では、インド企業が開発した搬送ロボ「バトラー」が約80台稼働。商品を載せた棚の下に潜り込み、自動で目的の場所に運ぶ。

 コンテナからの積み荷の運び出し作業でもベルトコンベヤー型の設備で機械化を進め、作業員の重労働削減に配慮した。

 ニトリHD傘下の物流会社、ホームロジスティクス(札幌市)の松浦学社長は取材に「作業に必要な人員を減らせるだけでなく、労働環境改善も期待できる」と述べた。

 宅配最大手のヤマトホールディングスや、ネット通販大手のアスクルも、各地の物流拠点で搬送や仕分け用ロボなどの導入を推進。取り扱う荷物量が増え続ける中、作業の自動化を急いでいる。