三菱重工 造船新会社社名「三菱造船」に

 三菱重工業は1日、造船事業を分社して来年1月に設立する新会社の社名を「三菱造船」にすると発表した。造船事業は三菱重工の祖業で、大正期から昭和初期には三菱造船を名乗っていた。歴史ある社名を冠し、強みを持つフェリーなどを強化して苦戦する造船事業の再建を目指す。

 三菱造船は本社を横浜市に置き、三菱重工本体で商船事業を統括する大倉浩治執行役員が社長に就任する。

 一方、液化天然ガス(LNG)船などを建造する新会社の社名は「三菱重工海洋鉄構」とする。本社は長崎市に置き、社長には三菱重工船舶海洋の椎葉邦男プロジェクト推進室長が就く。船だけでなく、石油備蓄基地などの海洋構造物も手掛ける。