中部電力、浜岡原発の海抜22メートルの防波壁公開 1、2号機は解体作業進む

浜岡原発が震災後に設置した地表からの高さ16メートル、海抜22メートルの防波壁=2日、静岡県御前崎市
浜岡原発が震災後に設置した地表からの高さ16メートル、海抜22メートルの防波壁=2日、静岡県御前崎市【拡大】

  • 浜岡原発5号機の設備更新で出たタービン翼の合金。再利用するため除染した結果、放射線測定器は周囲よりも低い値を検出した=2日、静岡県御前崎市

 中部電力は2日、浜岡原子力発電所(静岡県)の安全対策工事などを報道陣に公開した。高さ16メートル(海抜22メートル)、総延長1.6キロの防波壁などの工事を行い、3、4号機は新規制基準への適合性審査での合格を目指している。約4000億円を投じて昨年9月までに主な工事は終えているが、追加対策のため工事の完了時期は未定という。

 また2009年度から約30年かけた廃炉計画が始まっている1、2号機では、原子炉周辺設備の解体が進められている。中部電は廃炉作業や、3~5号機の設備更新で出た放射能レベルがわずかなタービン翼などの部品を除染し販売・再利用する方針だ。